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カバンの素材
「合成皮革」とは?
asobozeでは革製品をはじめ、合成皮革製品やナイロンポリ製品など様々な素材の製品を取り扱っております。
ここではブリーフケースの素材などによく使われる素材「合成皮革」についてお話ししたいと思います。


合成皮革のメリットとデメリット
合成皮革」は「フェイクレザー」とも言われるように、本物の動物の皮で作られたものでなく、あくまで人工的に作られた素材で、一般的にはカバンや家具、衣類などにも使われています。

[メリット]
・本革に比べてリーズナブルな価格
・色彩が鮮やか
・お手入れが楽、保管(管理)がしやすい
・比較的、本革に比べると軽量

[デメリット]
・劣化しやすい(※加水分解)
・風合いが出ない

加水分解(かすいぶんかい)とは
空気中の湿気や紫外線、排気ガスなどによって化学反応が起こり、素材にひび割れが生じたり、ボロボロに剥がれ落ちる現象。
特に海外製の低価格帯商品は安価な素材を使用し、きちんと品質管理がされていない工場で生産している場合が多いので、比較的早い段階で加水分解が起こります。
なかには原料に有害物質が含まれている場合もあるので注意が必要です。



合成皮革商品(海外製)の製品管理
asobozeで販売しております定番の合成皮革商品につきましては第三者の検査機関BOKEN (一般財団法人ボーケン品質評価機構)の検査をクリアしております。

■検査を実施しているビジネスバッグ

・ビジネスバッグ AVECALDO(アベカルド) AV-E072
・ビジネストートバッグ AVECALDO(アベカルド) AV-E027
・ブリーフケース リクルートバッグ AVECALDO(アベカルド) AV-E113

(テスト項目)
1.原料に有害物質が含まれていないか。
2.持ち手などの強度(縫製の強度)
3.摩擦による色落ちテストのクリア

主に以上の項目に合格しております。



ご使用のお客様に安全をお届けする
ビジネスバッグにファイルなど重たい荷物を入れたときに一番負荷がかかるのは、持ち手の部分です。
カバン本体と持ち手部分の取り付け強度や縫い目の強さ、ショルダーベルトの肩紐など、先ほどご紹介したasobozeの製品はテストをクリアしておりますので、お客様に安心してお使いいただけます。